066609 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

三つ子のお姫様

三つ子のお姫様

妊娠初期

【10週ごろ】

妊娠反応が出てからは毎日ドキドキしていました。
妊娠初期は流産しやすいと聞いていたので
出血などがありませんようにと祈っていました。
1週間後にもう一度病院に行くと、医師から
「双子かもしれないよ」と言われびっくりしました。
治療を始めた時、多胎になる可能性があることを説明はされていましたが
まさかそんなことが自分に起こるとは思ってもいませんでした。
でも、この頃はまだがんばって産めば大丈夫だろうとかなり明るく考えていました。
しかしその後三つ子だと分かった時には「無事産めるのだろうか」と本気で心配し始めました。

この頃にはお腹が大きくなりはじめました。
普通の妊婦さんの5ヶ月位の子宮の大きさだということです。
つわりも始まったらしく、朝起きると胃のあたりがムカムカして
最初の頃気づかず胃薬を飲んだりしていました。
母が「それはきっと食べづわりだから何か食べるほうがいい」と教えてくれて
はじめてそんなつわりがあるんだ・・と知りました。
そして市役所に行って母子手帳をもらいました。3冊も・・相手も驚いていましたが。



【12週】

三つ子を妊娠したことがわっかてから、周囲の人たちに相談しました。
まず旦那さんはもちろん喜びましたが、私の身体への負担を気遣って
医師に説明された減数手術(1人を中絶)も考えていたようです。
でも結局それはとてもできることではなくて、がんばって3人とも産むことにしました。
私の両親は協力してくれるつもりでしたが、旦那さんの家族とはかなりもめて大変でした。
そんなもろもろのストレスからか、12週の時に出血がありました。
すぐに大学病院に入院になり、点滴をしながら絶対安静になってしまいました。
思えばこの頃、子供に対する不安と旦那さんの家族からの反対で泣いてばかりいました。
看護婦さんが心配してくれるほど泣いて泣いて・・・
でも一番悔しかったのはそんなことに動揺している自分に対してでした。
もっと強くなって子供たちを守ってあげなきゃ・・・こんな弱いお母さんじゃ無事に産まれないかもしれない。
入院中はそんなことを考えていました。でも何とかこの時は2週間ほどで落ち着き退院できました。



【14週】

大学病院で張り止めの薬が強いものに変わったので動悸がドキドキありました。
子供たちの大きさはだいたい5センチ位でした。

子宮底長 17cm  腹囲 73.5cm 
 



【16週】

再び入院してシロッカーという子供が少しでも長くお腹の中にいられるように
子宮の出口を縫ってしまう手術をしました。
想像するだけで嫌でしたが、この際わがままは言ってられず、気合を入れてがんばりました。
実際には腰椎麻酔の時にちょっと痛かったぐらいで、おおげさに覚悟したわりにあっさり終了したのですが・・。
ただこの後、張り止めの薬を点滴でしたのですが、この時は頭痛と吐き気が強くてまいりました。
貧血も進んでしまっていたので、鉄剤も飲み始めました。
本当は食事なども気をつけるべきなのですが、正直マックのポテトとかばかり食べたくて
あんまり良い食生活とはいえませんでしたので。
手術の影響がないか心配していましたが、子供たちは元気にがんばりました。
手術後の検診では10センチくらいに成長していました。



back next



© Rakuten Group, Inc.